2010年7月12日月曜日

南アフリカ日誌「ワールドカップ決勝は、世界一華やかな舞台」

とうとう、決勝当日の朝がやってきました!

ホテルの朝食会場は、オレンジの格好をしたオランダ人サポーターで一杯。
市内の安全なサントン地区でも、大挙して大騒ぎしていたそうです。

一方、遅れて決勝進出が決まったスペインは、当日に南アフリカにやってきます。
空港の到着ロビーには、次から次へとスペインのサポーター軍団が到着して
気勢を上げる様子を、何台ものテレビカメラが取材していました。

そして決戦は、日曜の夜。

美しい夕焼けを眺めながら、いざ、会場のサッカーシティスタジアムへ。
スタジアムの近くには、中継用のパラボラアンテナが無数に立ち並んでいます。
闇夜に浮かび上がるスタジアムは、アフリカらしさを感じられる秀逸な造形でした。

オランダ、スペイン、どちらのサポーターも勢いよくのり込んでいきます。
ムードを盛り上げるビッグパペットの行列にも遭遇。なんか、いいですよね。

私の席はスペイン側ゴール裏の最上段でしたが、近くにオランダ人の集団も。
3度目の決勝とあって、今度こそは!とかなり気合いが入っている様子。

そしてカウントダウンとともに、決勝のセレモニーが始まりました!
美しいライトパフォーマンスの後には、テーマ曲を歌うシャキーラが登場。
が、ハッキリ言って、遠くてよく見えません。金髪は見えたましたが…。
(フランス大会のリッキー・マーティンも、足の動きしか印象がないです)

その後も、名シーンの映像が流れたり、ダンサーやパペットが登場しますが、
みんな試合の方でソワソワしているので、観客の反応はイマイチでした。

それより両国の国旗とトロフィーが出てきたときの方がボルテージが上がり、
最後にネルソン・マンデラ氏が登場して、会場の盛り上がりはピークに!
このサプライズに、観客全員がスタンディング・オベーションで迎えました。

こうしてセレモニーは暖かい雰囲気の中で幕を閉じ、いよいよ決勝戦です!!

(続く)














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