2010年7月9日金曜日

南アフリカ日誌「準決勝で、スペインをリスペクトしすぎたドイツ」

オランダとウルグアイの試合は、サポーターも熱かったそうです。
試合後のウォーターフロントは、もう夜中だというのに、
サポーターで埋め尽くされ、延々と祝杯が傾けられたとか。

私はよく寝て、翌日の早朝、ケープタウンの日の出を見ながら、
もうひとつの準決勝の地、ダーバンへと飛行機に乗りました。

サッカー関係者が一斉に大移動するため、直行便が取れなくて、
ヨハネスブルグ経由になり、かなり時間がかかりました。
空も大混乱だったようで、離陸も大幅に遅れたり、大変でした。

そして、ダーバンに到着したとき、トラブルが発生!
私のスーツケースが出てきません…(汗)
初ロストですが、幸いにも貴重品は手荷物にしてありました。
果たして、スーツケースは手元に戻ってくるのでしょうか?

さて、ダーバンのスタジアムはビーチの近くにあります。
海辺のホテルが建ち並ぶリゾート地域の一角にあり、
ブリッジのような特徴のある外観は、一際目立ちます。

サポーターを見ていると、スペインの方が圧倒的に多いです。
でも生粋のスパニッシュは、あまりいない雰囲気?
おそらく、スペインサッカーのファンが多いのでしょう。

私の勝敗予想は、得点力があって、チームに規律があるドイツが有利。

ところが試合が始まってみると、そのドイツに覇気がない!
やる気満々のスペインに、明らかに気合いで負けている。
特にキックオフ直後はかなり押し込まれて、危ういスタートです。

それでも途中から盛り返し、双方とも見せ場をつくる好ゲームに。
とはいえ、やはりスペインの方がシュートが多い。けど枠に飛ばない!

結局、デフェンスのプジョルのゴールでスペインが勝ったわけですが、
私の目には、どちらかというと「ドイツが負けた」ように見えました。

試合後に聞いた話によると、実はドイツチームで内紛があったのだとか。
それで、バラックはとっくにドイツに帰ってしまったそうですね。
なるほど、そういうことか!と納得した次第です。

試合後はビーチ沿いのレストランに入り、夜の海と騒いでるサポーターを
眺めながら、白ワインとシーフードを満喫したのでありました。

決勝のオランダ vs スペインというカード、誰が予想したでしょうか?
両チームともパス回しに秀でていますが、決定力でオランダ有利と見ます。
いずれにせよ、どちらが勝っても初優勝! 日曜日が楽しみですね。





















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